ねこやすの不思議雑記

怖い、不思議 気になる世界の話

幽霊は存在するか


 幽霊や心霊現象は本当にあるのか?

 

 オカルト好きと否定派の永遠の議論ですね。

 

 私が子供の頃は、今よりも心霊番組がたくさん放送されていて、宜保愛子さんや下ヨシ子さん、安倍晴明神社の石田千尋さんなど数多くの心霊タレントが出演していましたし、否定派の大物、大槻教授との舌戦も懐かしいです。

 

 幽霊はいるのかいないのか、心霊現象って何なのか?

 

 私なりに考えてきたことをまとめてみました。

 

 

 まず幽霊というのは概念やイメージの総称です。怖さの種類の一つと言ってもいいかもしれません。なのでいるか、いないかで言えばいないです。三次元的なものじゃなく概念ですから。

 

 次に心霊現象ですが。結論から言うとこれは有ると思います。

 

 なぜかというと、心霊現象は物理現象だからです。その原因やメカニズムが、専門家でもなければきちんと説明できず、一般人からしたら「不思議」の範疇になってしまうことが多いのですが、現象は現象ですから、物理的な力が働かなければ起こりませんよね。

 

 幻覚や幻聴、空耳や気のせいであっても、それらでは説明できない何かであったとしても。

 

 そして起きた場所が重要で、たとえば不思議なことが発生した場所が真昼間の公園や草原などの怖いイメージのない場所だと「超常現象」や「ミステリー」と呼ばれますよね。

 

 起きた場所が廃病院やトンネル、廃墟であった場合は、そこにある怖いイメージ。いわば幽霊属性がつくので、心霊現象という呼び方になるのでしょう。

 

 

 長々と知ったようなことを、それも一見否定派のようなことを書いてしまいましたが、幽霊怖いかと聞かれると普通に怖いです。頭では解っていても怖いものは怖い。

 

 だから人は古来から誰かと集まって怪談を楽しむのでしょう。

 

 理屈ばかりじゃ肩が凝る。たまには理屈を無視した非科学的でアホみたいな遊びが人生を彩るのです。

 

 だからこそ怪談という文化が古来から現代まで本質は変わらずに受け継がれているのでしょう。