ねこやすの不思議雑記

怖い、不思議 気になる世界の話

痛風の怖い話

 連休初日、友達とキャンプに出かけ、途中、煮干しラーメンの美味しいお店に行きました。



 あとからさんざん調べるのですが、まず煮干しというのが大量のプリン体を含有する痛風界の禁忌でした。

 

 そして大自然の中焚き火を囲み、たらふく酒をのみ、スペアリブを食らい、気持ちよくテントに潜り込んだのです。

 

 そして夜中…

 

 ふと目が覚めると、左足の親指に違和感が

 

 あれー、どっかにぶつけたかな?やだなあ、怖いな…とりあえずトイレいくか…

 

 

 ギャァッ!!

 

 

 私ね、ひっくり返ったんですよ、訳もわからずに、なんか変なもの踏んだ?蛇に噛まれた?

 

と思って靴下脱いでみたんですよ、そしたら

 

 ゾーッとしましたよ、腫れてるんだ!足が!

 

 右にくらべて左足の甲がでっかくなってる、ビー玉と東京ドームくらい違う。

 

 なんとか家に辿り着いてからも地獄の痛みが続きました。

 

 激痛に耐えながらトイレに行きベッドに戻ってから他にも用事があったことを思い出して絶望する。

 

 ベッドに寝ていても痛くて眠れず、ソファで楽な姿勢になって耐え、朝になり、気づいたら眠っているというのが3日間続きました。

 

 4日目からやっと脂汗をかかずにトイレに行けるようになりましたが、治まってからも安心できません。

 

 これからも再発に怯えて、食生活に気をつけながら生きていかなければなりません。

 

 痛風をあまくみてはいけません。連休中だから良かったものの、平日だったら1週間は仕事休まなければいけません。まあ全部自分が悪いのですが。

 

 ちなみに激痛を感じる、発作が出ている状態だと病院に行っても薬がもらえません。その状態で尿酸値を下げる薬をのんでも、また発作が出やすくなるとのことで発作が治るまでは鎮痛薬をのんで耐え続けなければいけません。つまり発症したが最後という事です。

 

 今日は会社に事情を話し休みをもらいましたが明日からは出勤します。

 

 明日までにもっと回復している事を祈るばかりです。

これが痛みの原因、尿酸結晶。

この恐ろしい形の結晶が足の中

でころころしているのです。

 

 

酒の怖い話

  

 

 皆さんGWいかがお過ごしでしょうか。

 

 お酒好きの方はこの連休も家族や友達と大いに飲んで楽しもう、という方も多い思います。

 

 このブログの理念の一つとして、何でもかんでもオカルトに関連付けて記事にしちゃおう、というのがあるんですが、今日はお酒×オカルトです。

 

 深夜にホラー作品を見ていたら怖くなってきて、お清めの日本酒を飲めば怖くない!とか思ってあおっていたら、飲みすぎて吐くという経験は誰にでもあると思いますが、お清めの酒そういう使い方あるんだろうかと思って調べてみたら、

 

 神事の際に日本酒を神様に神饌(しんせん、お供え物)としてお供えして、儀式が終わったらその神様の力の宿ったお酒を飲んで御利益を得るという習わしがあるとのこと。また、お神酒は飲まなくても料理に使ってもいいらしい。

 

 

 私がやっていたことはただの酔っぱらいの奇行。

 

 心霊番組や映画で除霊のシーンとかに出てくる、祭壇的なものに供えられているお酒。まあ演出としてそのほうがそれっぽいからやっているんでしょうけど。

 

 実際にそういったことを生業にされている人もいて、善意の人もいれば今騒がれている霊感商法なんてのもあるんでしょうが、そういった人たちの話によれば

 

 風呂に酒や塩をいれて入浴すると悪い気を払う効果があるとか。しかし、酒に関してはその払いたい霊が酒好きな霊だと逆に寄って来るらしい。また、線香などの煙も嫌う霊も多いが喫煙者の霊だったりすると憑依してきて煙草を吸おうとしてくる。

 

 車を運転しながら窓を開けて煙草を吸っていると窓の外から手が伸びてきて煙草を奪われる、なんてケース(都市伝説?)もあるみたいです。

 

 古くから日本人にとってなくてはならない神聖なお米。それを使って作る酒を五穀豊穣を願って神様にお供えし、お神酒を飲んで御利益を得る。

 

特別なお祭りの時にしか味わえない特別な物だからこそ、感謝と祈りをかみしめて味わっていたのだろうと思います。

 

 その感謝を忘れて、いつでも飲めるからといつも飲んでいると、私のようにGW最序盤に痛風を発症してどこにも行けず、トイレに行くにも、よちよちと赤ちゃんよりも遅いスピードで行く事になるのです。

 

 酒も飯もオカルトも、ほどほどに楽しむのが一番良いということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドッペルゲンガーについて

  ドッペルゲンガー

 

 聞いたこと自体はある人も多いと思います。

 

 学生の頃などに友達に似ている人をみかけると、後日、その友達に昨日駅でお前のドッペルゲンガー見たぞ、お前駅行ったら死ぬんじゃないか、とか言ってみたり。

 

 これもだいぶおかしな事言ってますけど馴染みのある俗信というかネタですよね。

 

 ドッペルゲンガーはドイツ語で「ある人物と同一の姿かたちをもつ分身」

 英語では「ダブル」

 漢字では「複体」と書くこともあるそうです。

 

 Wikipediaによると自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で「自己像幻視」とも呼ばれる現象とあります。

 

 ドッペルゲンガーの特徴をあげると

本人と関係のある場所に現れる

ドアを開け閉めできる

忽然と消える

2回見ると死ぬ(似てる当人ではなく目撃した者が)

 

 

 むかし、mixiが流行ってた頃、怪談好きのコミュニティのオフ会に誘われて行ったのですが、メンバーが経営しているバーを貸し切って、参加者がとっておきの怪談を披露したり自慢のオカルトアイテムを持ち寄ったりと楽しい会でした。

 

 その中で、自分のドッペルゲンガーが現れた経験を話してくれた人が2人いて、本人の体験した話や、身近でおきた話など、いくつかエピソードを語ってくれたのですがその内容が

 

 数日前、パチンコ屋でお前を見かけた、大当たりしてたので声をかけたのに全く反応してくれなかった。→昨日はパチンコには行っていない。

 

 かわいい女の子と歩いてるのを見かけた。ずいぶん楽しそうにしてたけどいつの間に彼女出来たんだよ→彼女なんて出来てないしそもそも外出してない。

 

 かっこいい車乗ってたね、いつ買ったんだよ→買ってない乗ってない。

 

 といった感じのものでした。

 

 全部の話を総合してみて思ったのが、共通点として「ドッペルゲンガーのほうが良い思いをしている」ということ。

 

 

 かなりオカルト的な結論になってしまうんですが、自分の中の無意識な願望や羨望が形として現れた。ドッペルゲンガーってそういう類の怪談なんだなあ、と思いました。

 

 

 

 

 

 

お題に頼る 一人で行ける限界

お題「一人で行ける限界は?(最近おひとりさまカラオケとかある中どこまで一人で行けますか?)」

 

 オカルト関連のブログネタが無いわけでは無いのだけれど、なんか書く気が起きないので、初めてお題に頼らせていただきます。

 

 一人で行ける限界。やったことのあるお一人様は

カラオケ

映画館

水族館

美術館

博物館

居酒屋

焼肉屋

ぐらいかな、焼き肉屋は立ち飲み屋っぽいところに入ろうとして間違えて隣の建物に入ってしまい、間違えましたとも言えずに席に案内され、とりあえずビールと肉数品を頼んでそそくさと退店した情けない思い出がある。

 

 これからやってみたいのは

動物園

一人旅

かな。

 

  心霊スポットに一人で行ける人は凄いと思う。むかし、オカルト好きの友達と2人でちょこちょこ行ってたけども2人だとけっこう心細い。男女数人でわーきゃーしながら肝試しなんてイベントを一度は経験してみたかった。

 

 そう言えばそいつと2人でとある城跡の心霊スポットに行ったのだけれど、盆休み中ということもあってか,着いてみたら車がずらり。そこかしこでカップルやら大学生らしきグループやらでにぎわっていて、夏のお祭り会場みたいな雰囲気になっている中、男2人でぶらついて帰った。

 

 心霊スポットで浮くという奇妙な体験をした。

 

呪いについて


「呪い」というもののイメージを簡単に言葉にしてみると、遠隔で直接手を下さずに人を害する術、でしょうか。

 

かなり荒唐無稽というか、オカルティックな概念のわりに、子供の頃から知っている言葉なのであらためて呪いって何なんだろうと考えてみたのですが。

 

 呪いというのは、言葉や行動で相手に悪意を伝える行為で、それによって引き起こる噂話や精神的な苦痛なんかが、呪いの実際的な効力なのだと思います。

 

反対に、言葉や行動で相手に良い気持ちを伝えることを祝うといいますよね。

 

言葉の起源やなんかはあるのでしょうが、何となく祝うと呪うは対義語なんじゃないかと思います。どちらも「兄」がついてるのは何か理由があるんだろうか

 

 有名な日本の呪いで「丑の刻参り」というのがありますよね、

 これにはルールがあって

丑の刻(夜中の2時~3時)

白装束を身にまとう

顔に白粉を塗る

頭に鉄輪をかぶり火のついた蝋燭を3本つける

体の前側に鏡を吊るす

誰にも見られてはいけない

 

 いや、難易度高すぎるだろ。

 

 大昔だと夜は人の目がいまよりもとても少ないとは言え、そんな目立つ格好でさらに釘を打ち付けてカツーンカツーンと音を響かせるわけです。

 

 誰かしら気づきそうですよね、というかそれが目的なんじゃないかと思います。

 

 誰かが誰かを呪っているということを周囲に周知させること。

 

 それを聞いた人が

 ああ、誰か丑の刻参りしてるよやだなあ、自分じゃないだろうな?そういえば最近あの人にひどいこと言っちゃったよな…

 

 とかそんな感じで不安を感じたり疑心暗鬼にさせること。

 

 直接的に呪うよりも匿名性の高い広範囲型呪いとでもいうのでしょうか。実際の効力は低いとしても、自分が誰かを恨んでいることを知ってもらうことで溜飲も下がるでしょうし、むしろ見られたいのではないかと思います。

 

 

 

 

出所飯



 刑務所を出て最初に食う飯。最初にうかぶイメージはやっぱり、高倉健さんの「幸福の黄色いハンカチ」のあの有名なシーンでしょうか。

 

 ビール、醬油ラーメン、かつ丼。何も考えすに欲望のままに頼んだようなラインナップ。鬼気迫ったような表情でグラスのビールを飲み、すかさずラーメンをすする…

 

 なんてうまそうなんだ。

 

 こんな食事を経験してみたい…いやでも刑務所には入りたくない…

 

 どれ程うまいんだろう…そして自分なら何を食べるだろうか?

 

 考えてみると健さんのビールラーメンかつ丼がやっぱり黄金メニューに思える

 

 自分なら、ビール、ケンタッキー、ねぎ塩豚やきそばかな。

 

熟考してみても、これだ!というのが意外と出てこない、実際に出所してみないことには自分が何を頼むのかうまく想像できません。

 

 刑務所の食事は刑務所のイベントなどで再現メニューを食べられるそうですが       こんな感じ

意外と普通。これは旧網走監獄博物館の食堂で提供されていた再現メニュー

 

 

これは旧網走監獄を観光したときに撮った食事風景を再現した蠟人形たち 

 

 

 全然関係ないですけど、蠟人形がたくさん置いてあると、知り合いに似すぎな人形を数体は見つけますね。

 

刑務所の中


 WBCにちなんで野球に関する怖い話でも、と思ってたんですが、そもそも野球をWBCしか見てないにわかなので何も思いつきませんでした。全然ちがうことを書きます。

 

 昔から刑務所の中という世界が気になっていました。普通に暮らしている人間にはうかがい知ることのできない世界。日常から隔絶されてはいるけれど、その中にはその中の日常が存在する、自分とは別の日常が流れている場所。

 

 そして極刑という、合法的に人の命が消える特異な場所。

 

 よく耳にはするけど刑務所と拘置所、留置場ってどう違うんだろうと思って調べてみたら、

 

刑務所

 罪を犯した人が裁判で有罪になり、言い渡された刑に服するために閉じ込められる場所。更生が目的なので、健康維持や出所後の暮らしのために刑務作業が義務づけられている。

 

拘置所

 犯罪の容疑で拘束されている、まだ裁判で刑が決まっていない未決拘禁者という扱いの人間が収容される場所。まだ受刑者ではないので買い物ができる。買えるものは

衣類、新聞、文具、お菓子や缶詰、カップ麺などの食べ物。酒やたばこは流石にだめ。実は死刑囚もここに収容されます。理由は更生の必要がないから。

 

留置場

 犯罪を犯した可能性のある人間を、逃亡や罪証隠滅を防ぐために収容するための場所で、拘置所と同じように買い物ができ、2012年まではなんとたばこも吸えました。

 

 朝食後の運動の時間(10~15分)に2本まで。取り調べの時に刑事さんが許可した場合も吸えたようですが、世界的な禁煙の傾向と、取り調べの際に横行した、ニコチン中毒者に対して、たばこを吸わせてやるから白状しろ、という交渉が問題視されていたことも要因のようです。

 

 

 昔、仕事で少年刑務の中に入ったことがあるんですが、持ち込むものは入る前に細かく記載して、帰る時にはその記載とひとつひとつ照らし合わせるという感じで当然管理が厳しかったです。

 

 通ってはいけない、迂回しなければいけない通路なども指示があったのですが、説明を受けた一緒に入った同僚がそれを私に伝え忘れ、わたしは刑務官に死ぬほど怒られました。大人になってからあれほど大人に怒られたのは初めてかもしれません。